鷹栖町は「健康なまちづくり」政策を進め、その一環として昭和50年に総合健康診査を開始します。スタートして3年目、町民のビタミン摂取量が少ないことが分かり、それを補うためトマトに目をつけ、自家製トマトジュースを作ったことがはじまりです。鷹栖町ではもともと多くの生産者が畑でトマトを育てており、「食べきれず腐ってもったいない」と公民館を改装した「農産加工簡易施設」でトマトジュースづくりを始めました。
 
 主婦たちが衛生・製造を学び工夫をこらしてジュースを作ったところ、これが予想以上の評判と美味しさ。鷹栖町の澄んだ空気と長い日照時間、そして盆地特有の昼夜の大きな気温差が、甘みのあるトマトの生育に適していたのです。昭和58年に道内のフェスティバルに出品する際、トマトのラテン語の学名「リコペルシコン・エスカレンタム・ミル」(食べられる狼の桃)から「オオカミの桃」という名前がつけられました。ユニークな名前と味の良さ、そしてトマトと少量の食塩のみで製造していることが評判となり、問合せが殺到。昭和61年には鷹栖町農業振興公社が設立され本格的な生産を開始しました。

 オオカミの桃は、100%完熟トマトを使っています。朝もぎの新鮮なトマトを仕入れ、0.2%の塩を入れ、加熱し、瓶に詰めて殺菌する。シンプルな作り方ですが、鷹栖町のトマトを最も美味しく、体に良い成分を保ちながらジュースにする方法なのです。トマトの真っ赤な色はリコピンと言われる色素で、ガンや動脈硬化など生活習慣病を予防する効果があることが分かっています。リコピンは老化や病気の原因となる活性酸素を除去するといわれ、オオカミの桃にはこのリコピンが多く含まれています。
 完熟トマトを使用しているため、味は濃厚で、トマト本来の甘みとほのかな酸味が特徴。塩分が少ないので、もぎたてトマトをそのまま食べたような味わいが楽しめます。開発から30年以上経っても人気商品であり続ける秘密がここにあります。

 人気商品の原材料を育てる生産者の方にお話を聞きました。「この品種は酸味が少なく、色も真っ赤。原種に近いトマトと言われており、そのまま食べても美味しいですよ」と語るのは、オオカミの桃用トマトを作る生産者の前田さん。「たくさん作れない分、一つ一つ大切に育てています」と話してくれました。

株式会社 鷹栖町農業振興公社 鷹栖町11線5号 0166-87-2938
 Da・マルシェ北野店/ふるさと産品販売所/とわ北斗/地産地消の店 チコリ など


鷹栖町の名産品(農産物/加工品)

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